銀行の正体?(その3)
ブログタイトルを変えました。わかりにくくってごめんなさい。
前回は銀行の手数料収入は銀行にとって、非常に美味しい商売っていう話をしました。
一方、手数料を払う側の我々は・・・高い手数料を払ってリスクを取らされるってことになりますね。
高い手数料の例として、外貨預金が上げておきます。
ほとんどの銀行で米ドルなら往復2円の手数料を取られることになります。今1ドル115円くらいですから、この手数料だけで1.7%くらい損をすることになります。銀行で一番安いのはソニーバンクで往復で50銭(4分の1ですね)ですみます。
普通にそのへんの銀行で往復2円取られるなら、外貨建てMMFという作戦があります。これは証券会社で扱っている商品ですが、米ドルなら往復1円の手数料で購入できるそうです。
しかし、外貨を扱うなら私は迷わず、外貨証拠金取引(FX)を使います。おーっと怪しそうな雰囲気が漂っていますね。「証拠金」なんてところがずいぶん怪しいです。でも、金利も貰えますし、手数料は私が使っている会社(
オリックス証券)で米ドルならたったの往復9銭です。普通の銀行の外貨預金と比べると20分の1程度ですね。FXについては近いうちに詳しく書きます。
銀行は当然、外貨建てMMFのことも、ソニーバンクのこともFXのことも知っています。知っていてそれでも自社の外貨預金の広告を新聞に打ち、店舗に行けば大きなポスターを貼って宣伝するのです。あの手この手で知らない人にお金を払ってもらおうとしています。
どう思いますか?
多分これが銀行の正体なんだろうと私は思うのです。
銀行は堅いところだというイメージで
知らない人をカモにしている のが実態なんじゃないかと思います。実際もっとリスクばかり高い商品を扱っていたりもしますから、イメージだけで信用してはいけないのだと思います。
今の世の中は「知らない」と、いつの間にか損をする世の中なのだと思います。
ファイナンシャルインテリジェンスを身につけて、だまされないようにしたいものです。
もっと詳しく銀行の商品について知りたい人は
これを読んでみてください。でも、読み終わった後になんだよ受け売りじゃんって言わないでくださいね。
リスクとリターンの話とか、とても勉強になります。
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