本田健さんの 2
ビッグサイトで4月22日に開催された本田健さんのセミナーについて書いています。
幸せな小金持ちになる方法
1.自分の好きなことをする
2.受け取り上手は素晴らしい
3.幻想→夢→目標→予定
4.全力投球
2.受け取り上手は素晴らしい
多くの人、特に日本人はいろいろな機会で受け取るのが下手なようです。これはある意味、文化とも言えるのでしょうけど、日本人は遠慮をすることが礼儀として正しいと教わって育っています。遠慮や謙譲の気持ちを強く持って生きているのだと思います。
褒められても、素直に「ありがとう」と言えない「いえいえ、大したこと無いですから・・・」などという受け答えをしてしまいがちです。せっかく褒められたのですから、まずは「ありがとう」と言いたいものです。
本田健さんがレストランや喫茶店などに行くと、支払いの場所で、妙齢の女性の方が「私が払う」「いや、私に払わせてちょうだい」と言っている場面によく出くわす。
そういう場面を見ると、なぜ素直に「ありがとう」と言えないのだろう?思うのだそうです。
それに対して、幸せなお金持ちの人たちは非常に受け取り上手だとおっしゃっていました。
会場で聞いた話ではないのですが、何かで読んだことがあります。
AさんがBさんに何かをあげようとしています。飴でも何でもいいのですが・・・それを遠慮して「いや、飴はなめないので・・・」と言って遠慮したとすると、せっかくAさんが「Bさんにあげよう」と思った良いエネルギーが空回りしてしまって、悪い場合には「せっかくあげようと思ったのに」という悪いエネルギーとして消費されてしまうことになるというのです。
こうして断っていると、あの人には何か言っても断られてしまうからという周りの心理がはたらいて何かすごくいい話があったときにも、その人のところには回ってこなくなってしまうなんてことがあるのではないかと思います。
いつも「ありがとう」と言って受け取っている人のところには、逆の心理が働いていろいろなもの(こと)がやってくるようになるのではないでしょうか。
そうやって、受け取り上手な人のまわりはなぜか、楽しいことにあふれるようになっていくのではないかと私は思っています。
そういう私も、ついつい遠慮してしまうことがあります。先日もある人と会ってお話を聞くという場面で飲みもの代を払ってくれると言うものを、ついつい遠慮してしまいました。この前お話を聞いたところだというのに、これですから・・・なかなか習慣は変えられないものですね(笑)
私は男ですが、女の人がお金を出してくれるというシチュエーションの時なんか、いやいやおいらは男だから、おいらが出すよという心理が働いてしまいがちです。せっかく出してくれるというのですから、「ありがとう」と言えるのも格好良いのかもしれませんね。
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