保険に潜む罠 4
昨日の「保険に潜む・・・」では、皆様の保険の内容を確認してみては・・・というお話を書きました。
質問です・・・「保険は何のために入っていますか?」
自分なりの答えを決めてから、続きを読むをクリックして下さいね。
多くの方が「万が一の時のため」とか「もしもの時のため」とか思ったのではないでしょうか?
違っているとね、ここからの話の展開が困っちゃうんですけどね(笑)
さて、万が一ってどういう状態でしょう?
一番の万が一はやはり、死亡ということになると思います。これに関しては罠も何も普通ありません。
今からお話をするのはもう一つの万が一・・・病気になってしまった時のお話。
主に医療保険のお話です。
色々な会社が医療保険を出していますね。日本の生保系、損保系やCMを山盛り打っている保険会社:有名どころは2社でしょうか・・・
入院日数に関する統計で、こんなのがあります。
入院の94%が120日以内で退院している
だから、連続120日の入院給付金が出れば大丈夫ですと、色々な保険会社は主張しているようです。CMをたくさん打っている会社は連続60日の入院給付金が支払われる保険を売っているようです。
あっ、そうそうあくまでも
独り言として展開中ですから、そこを忘れないで下さいね。
しかし94%が120日以内ということは、入院する人の
100人に6人は120日を超えて入院しているということを表しています。
思い出して下さい、そもそも保険は何のために入っているのか?
そうでしたね、「万が一の時のために入っているもの」です。
100人に6人の中に入るかもしれないという状況がまさに、
万が一
ではないでしょうか?
想像してみて下さい、一家の大黒柱が入院しました。120日を越える入院になってしまいました。幸いあなたは60日の入院給付金ではなく、120日の入院給付金が出る保険に入っていました。しかし、120日を越えてしまったら、もう1円も保険会社は払ってくれません。120日ですから、サラリーマンでもすでに給料は貰えない状況でしょうし、自営業ならとっくの昔に本業からの収入は無くなっているはずです。
そうです、明日からの生活費に困るのです。
保険でなんとかして欲しいと普通の人が思うのは、まさにこの状況ではないでしょうか?しかし、普通に加入する医療保険はそこから保証が切れます。
あなたに保険を勧めた方に悪気があったわけではないと思います。保険を勧めるおばちゃんは保険会社で教育を受けるのですから、保険会社に都合の悪いことを保険会社が教育するわけがありません。
かくいう私も最近までこういう部分に注目していませんでした、ある人のお話を聞くことでこうした考えになったのです。
このブログが、万が一の保証について考え直す機会になってもらえたら非常にうれしく思います。
実は表に出てきていないだけで、非常に優良な保証を低価格で提供している会社も存在します。どなたか詳しいと思われる人に、個人的に聞いてみて下さい。
ここでアドバイスを一つ
「百科事典が必要かどうかを百科事典のセールスマンに聞いてはいけない」
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