外貨準備

kokon(古今)

2006年06月07日 12:19

財務省が7日発表した5月末の外貨準備高は前月に比べ38億7000万ドル増の8641億1200万ドルとなり、3カ月連続で過去最高を更新した。外国為替市場でユーロ高・ドル安が進み、預金や債券などのユーロ建て資産の評価額が増えたことが主因。同省は5月29日までは為替介入がなかったことも発表した。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060607AT3S0700607062006.html

このニュースを読んで2つ思ったことがありました。
1.やっぱり世界の通貨はまだまだ米ドルですねってこと<当たり前
色々な通貨を持っていると思われる、世界各国ですが評価する時には全てドル換算して評価するのだなということ。

2.え?ということは日本って結構ユーロ建ての資産も結構持ってるんだねということ。
ユーロ高・ドル安が進行したことが原因になるほど、ユーロを持っているんだ、ふーんっていう感想をもちました。

でも、ちょっと冷静に考えてみよう。

ユーロドルの4月末時点から5月末時点までの上昇率が1.4%強でした<終値ベース
外貨準備の増額分が38億7000万ドルですから、この1ヶ月外貨は何も取引しなかったとしたら(介入していないので)、外貨準備に対するユーロの保有金額って・・・38億7000万ドル/1.4%で出るのかな?→2764億ドル分はユーロで持っているってことになるけど・・・

そんなに持ってるわけないよなぁ~2764億ドルって言ったら、外貨準備の30%を超えてるから
ということは、やっぱりなんか買ってるってことかな<米国債とか
でも、なんか買っていたら為替が起きるから、為替介入ってことになるのでは?

計算間違いか?

どなたか計算間違っていたら突っ込んでくださいね<オイ


外貨準備高とは、国が輸入代金の決済や、借金の返済などの対外支払いに充てるために持つ、公的な準備資産で、日本では毎月財務省が発表する。外貨準備企業や個人など民間が保有している分は含まれない。
http://kw.allabout.co.jp/glossary/g_politics/w007646.htm

関連記事